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ドル円、150円割れ目前!日銀の次はFOMC!円安に戻っていくのか?(今日のFX予想)2024/7/31

 

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)

■ドル円相場の現状
- 150円割れを試す展開
- 日銀の金融政策決定後に大きく下落

■日銀の決定内容
- 無担保コールレート(短期金利)の誘導目標を、これまでの0~0.1%程度から0.25%程度へ引き上げ(0.15%の利上げ)
- 長期国債買い入れを2年後に半減(月6兆円→3兆円)

■テクニカル分析
- 日足:200日線を下抜け、RSIは30ライン割れ
- 週足:52週線が下支えになるか注目
- フィボナッチ61.8%押し:148.50円

■注目ポイント
- 150円の心理的節目
- 150円割れた場合、148円台がターゲットに
- 146円(3月の安値)も視野に

■今後の注目イベント
- 本日27時:FOMC(政策金利据え置き予想)
- パウエルFRB議長の利下げに関する発言

■取引上の留意点
- 荒い値動きに注意
- 月末のリバランス(特に0時~1時)に警戒
- ボラティリティ高まりでロットを低めに設定

総じて、ドル円相場は日銀の利上げ決定を受けて大きく下落し、150円割れを試す展開となっています。今後はFOMCの結果と発言内容次第でさらなる円高・ドル安の可能性もあります。ボラティリティが高まっているため、取引には十分な注意が必要です。

『最新のドル/円相場を解説』

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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