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金(ゴールド)は大幅高。イスラエル軍によるレバノンでの攻撃で地政学的リスクが高まった(XAU/USD 市況と分析)2024/7/31

 

金

金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

※最新の金(ゴールド)レポートはコチラ

金(ゴールド)市場の値動き まとめ

7月30日の金価格、金価格は大幅に上昇し、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は2451.90ドルで取引を終えました。これは前日比26.40ドル(1.09%)の上昇となり、約2週間ぶりの大幅高となりました。
この上昇の背景には複数の要因が挙げられます:

1.地政学的リスクの高まり: イスラエル軍によるレバノンでの攻撃を受け、安全資産としての金の需要が増加しました。
2.米国の金融政策への期待: 9月にも利下げが開始されるとの観測が強まっており、これが金価格を押し上げています。
3.アジアでの需要増加: ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のレポートによると、第2四半期の金価格上昇率は過去25年で最高を記録しました。特に中国などアジア地域の富裕層やアセットマネジャーからの需要が強まっています。
4.米国債利回りの低下: 米10年債の利回り低下が金価格を支える要因となりました。
5.経済指標の影響: 6月のJOLTS求人件数や7月のコンファレンスボード消費者信頼感指数が予想を上回ったものの、金価格への影響は限定的でした。

市場の注目点:

1.米連邦公開市場委員会(FOMC): 30日から開催されているFOMCの結果に注目が集まっています。
2.日本の金融政策: 日本の金融政策決定会合の結果も注視されています。
3.ドル相場: ドル建て現物相場の堅調な動きも金価格を支えています。

このように、金相場は地政学的リスク、金融政策への期待、アジアでの需要増加など、複数の要因が絡み合って上昇トレンドを示しています。今後も中央銀行の政策決定や経済指標の発表、そして地政学的な動向が金価格に大きな影響を与えると予想されます。

最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート

30分足チャート

金(ゴールド)30分足チャート

日足チャート

金(ゴールド)日足チャート

金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では、単純移動平均線(10日)が右肩下がりになり、価格は移動平均線の上に位置している。また、相場の過熱感をはかるRSIは、「売られすぎ」とされる30から基準の50へ推移している。
 ※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

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金(ゴールド)の上昇・下落要因

上昇要因

インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。

下落要因

インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。

 
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