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FX初心者の成長を見守るプロの声 ! あなたの「わからない」に寄り添います(外為どっとコム総合研究所・特別インタビュー)

以下の取材記事は個人の経験や考えに基づくものです。その内容について当社が保証するものではありません。実際のお取引については充分内容をご理解の上ご自身の判断にてお取り組みください。

外為どっとコム総合研究所

外為どっとコム総研は、市場調査や、セミナーなどで個人投資家の方々と多く関わり、様々な形でサポートする中で、まったくの投資初心者が成長していく様を見てきました。私たちの活動は日本社会へ金融リテラシー向上、ひいては、日本の個人投資家の成長へ貢献できると信じています。外為どっとコム総研は、FXをはじめとする投資に興味を持ちながら一歩踏み出せない個人投資家をサポートしています。

1.「外為どっとコム総合研究所」って何もの?
2.為替相場は楽しい!その思いを個人投資家に届けたい
3.投資初心者に正しい情報を!「わかりやすさ」をとにかく追求
4.目指すは世界一FX初心者に寄り添う番組
5.配信裏話!こうやって正しい情報は皆さんの元へ発信される

「外為どっとコム総合研究所」って何もの?

編集部
編集部:

本日は外為どっとコム総合研究所(以下、外為どっとコム総研)の調査部の研究員3名にお話を伺ってきました。
早速ですが、お三方のことをまだご存じない方もたくさんいらっしゃるかと思いますので、外為どっとコム総研はどのようなグループでどのような活動をしているのか、まずはそこからお話をお願いします。

神田調査部長:

怪しい集団ではありません(笑)

それでは、私が代表して私達の取り組みをご紹介します。

私は調査部長の神田・卓也(かんだ・たくや)と言います。

外為どっとコム総研は外為どっとコムの子会社であり、外国為替情報の調査・研究を目的とするシンクタンクです。

神田・卓也のXアカウントはこちら

編集部
編集部:

具体的にはどのようなことを?

神田調査部長:

個人投資家の皆さんが投資を行う際に、参考になるような情報を発信しています。

例えば、為替相場の見通しのレポート執筆や動画出演にセミナーを行ったりと様々な形でサポートさせていただいています。

あとは、経済新聞社からの取材対応や番組出演、そのほか、1年間に渡る為替相場の調査・研究を取りまとめた外為白書という書籍を外為どっとコム総研設立の2009年以来、毎年発行しています。

編集部
編集部:

たしか、外為白書は市立図書館や某有名大学の図書館などにも寄贈していると伺ったことがあります。それって凄いですよね。

中村研究員:

ありがとうございます。あとは、ここ2年ほど、歴史的な円安が長引いていることもあり、テレビ番組からの取材も受ける機会が増えました。

最初はテレビカメラの前で話すことは、本当に緊張しました。

すみません申し遅れましたが、私は研究員の中村・勉(なかむら・つとむ)です。

中村・勉のXアカウントはこちら

宇栄原研究員:

そのほかにも、外為どっとコムの公式YouTubeチャンネルで、市況解説とか、アメリカの雇用統計の日は特に為替相場が動くので、ライブ解説などもやっています。

私は研究員の宇栄原・宗平(うえはら・しゅうへい)です。

宇栄原・宗平のXアカウントはこちら

編集部
編集部:

神田調査部長に、中村研究員、宇栄原研究員ですね。

円安のニュースを連日のように目にしますし、円安、物価高のダブルパンチで、資産運用に興味を持たれる方もどんどん増えていると聞いています。そうなりますと数年前より活躍の場が広がっているのではないですか?

神田調査部長:

そうですね。実は3年ほど前までは、調査部は私ひとりだったので、一日に6本ものレポートを執筆したりと、それで手がいっぱいでした。

中村さん、宇栄原さんが入社してくれたお陰で、レポート以外にも、ライブ配信を行い、為替チャートを見ながらリアルタイムの分析を届けるなど、情報発信の幅が広がりました。

 

為替相場の見通しについて楽しそうに雑談する神田調査部長と宇栄原研究員

 

ライブ配信前に念入りな打ち合わせを行う神田調査部長と中村研究員

 

編集部
編集部:

なるほど、金融のプロが三人も揃えば心強いです!

とはいえ、大変失礼ですが、投資詐欺にあったなどのニュースも目にします。虚偽の情報が拡散しているこのご時世です。簡単には皆さまもお三方を信用できないかと・・・。

すみません、まずはお三方を知るうえで、経歴から少しお伺いしてもよろしいでしょうか?

為替相場は楽しい!その思いを個人投資家に届けたい

宇栄原研究員:

そうですよね。実は投資を行ううえで、その慎重な姿勢はとても大切なことです。それでは、トップバッターは私からお願いします。

編集部
編集部:

では、早速ですが、宇栄原さんが金融業界に飛び込んだきっかけをお伺いしてもよろしいでしょうか?

宇栄原研究員:

私はもともと税務署で働いていました。そうすると、自然と「投資」について耳にする機会がありました。

編集部
編集部:

なるほど。ただ、投資について耳にする機会があったということは、もちろん良い話だけでなく、失敗話なども聞いたことがあったのではないでしょうか?

そうなると、投資に対してマイナスイメージを持つようなことはなかったのですか?

宇栄原研究員:

それは全くありませんでした。

親族の中には投資で生計を実際に立てている人もいましたし、信頼できる人がやっているってことが大きかったのかもしれません。

なので、今後は私自身が投資初心者の皆さんにとっての「信頼できる人」になれればと思っています。

編集部
編集部:

何とも頼もしい。宇栄原さんは実際に投資・・・FXなどをされた経験はあるのでしょうか?

宇栄原研究員:

はい。あります。そのときは、全然知識とかはなかったのですが、何となく為替チャートの流れにそった取引をしたら、利益を出せました。

中村研究員:

ビギナーズラックで利益を出せたのはいいけれど、「何となくのFXトレード」は今の宇栄原さんなら絶対にしないことだよね。

宇栄原研究員:

もう時効です(笑)。私の配信を視聴いただいている方にも何度もお伝えしていますが、根拠のないトレードは絶対に駄目です。

でも、それがきっかけで、チャートって面白いなと相場分析について勉強をはじめました。一か八かの勝負ではなく、チャートから未来の予測ができるって凄いじゃないですか?
それに、何よりも「面白い」と思えたので、より金融業界への興味と関心が高まって、そのあとに税務署を辞めて、証券会社に入社しました。

神田調査部長:

そう言えば聞いたことはなかったけど、テクニカルアナリストの資格を取ったのも好きが高じてなの?

宇栄原研究員:

はい!と言いたいところですが・・・。

もちろん、FXにおいて分析方法の1つであるテクニカルは大切だと感じたので、せっかく学ぶなら、資格を取ってみようと言う気持ちはありました。

ただ、それ以上に、その時に一緒に働いていた先輩に「負けたくない」という気持ちの方が強かったです。なので、必死に勉強して資格を取りました。

編集部
編集部:

宇栄原さんって、見た目は穏やかですが、熱血タイプ?

今やテクニカル分析を武器に相場見通しのレポートや、動画などバンバン配信されていますもんね。

その後、縁あって、外為どっとコムに入社されたわけですが、実は入社当初はお客様サポート室にいらっしゃったんですよね?

宇栄原研究員:

そうです。お客様サポートとして、電話対応もしていました。

「お電話ありがとうございます。外為どっとコムの宇栄原(うえはら)です」って感じです。

編集部
編集部:

つまり、リアルなお客様の声を聴いていたわけですが、その時に心がけていたことなどありますか?

宇栄原研究員:

当たり前のことなのですが、FXをはじめたばかりのころは、お客様自身も「何がわからないかわからない」状態です。それをまずはキャッチしないといけません。
それに、質問1つとっても、Aさんにはこの回答で伝わるけれど、Bさんにも同じように伝わるかといったら違うんです。マニュアル通りの回答だと伝わらないんです。

編集部
編集部:

つまり、お客さんのわからないを紐解いて、それに合わせた柔軟な対応が必要?

宇栄原研究員:

そうです。お客様サポート室にいたからこそ、お客様の本音を直接聞けましたし、いい経験になりました。
今は実際に多くの個人投資家の皆さんへ、取引に役立てて欲しい情報を発信していますが、それぞれ抱えてる悩みも全然違うわけですよ。
ですが、お客様サポートセンターへ在籍していたときの経験が活きていて、特にFX初心者さん向けにコメントを出すときは、「こう伝えると、より伝わるな」っていうのが自然とわかるというか、スルスルと言葉が出てきます。

編集部
編集部:

素晴らしい!これって絶対、宇栄原さんの強みですよね! ちなみに宇栄原さんはサポートセンターでお客様対応のほかにどのようなことをされていたのでしょうか?

宇栄原研究員:

FXの基礎知識やテクニカル分析などの、FXセミナーの講師なども担当していましたよ。

編集部
編集部:

なっ・・・なんと! 外為どっとコム総研へ入社する前から、着実に準備を進めていたわけですね。

宇栄原研究員:

「個人投資家の皆さまをサポートさせていただく」という根本的な役割はお客様サポート室にいたときと同じです。ただ、私の場合はテクニカル分析が好きという気持ちが大きく、マーケット情報を発信する外為どっとコム総研で働きたいと思っていたので、望みが叶ってよかったです。

編集部
編集部:

中村さんはいかがでしょう?やはり宇栄原さんのように、元々は投資や金融などに関連するお仕事をされていたのでしょうか?

中村研究員:

全く関係のない業界です。ただ、アメリカの大学に通っていましたし、27歳まではアメリカに住んでいたので、外国為替を意識する機会はまわりの人より多かったと思います。

編集部
編集部:

たしかに、海外に住んでいて、日本と行き来する機会が多ければ両替のときに気になっちゃいますもんね。

中村研究員:

そうです。少しでもいい為替レートで両替したいですしね(笑)。 日本に戻ってきて、知り合いの方の紹介で上田ハーローへ入社したわけですが、最初は私も宇栄原さんと同じようにお客様対応をしていました。 そのあとに、カバーディーラーとして8年務めました。

編集部
編集部:

カバーディーリングの業務は激務と聞いたことがあります。 特に重要な経済指標発表前後のあのピリピリした雰囲気・・・。はたから見ているだけで、こちらも緊張してしまいます。特に印象深い出来事ってありますか?

中村研究員:

そうですね。まぁ、たまたまだと信じていますが、なぜか私がデスクにいるときに色々起こるんです!!
記憶に新しいところですと、2019年の年始のフラッシュクラッシュ、2015年のスイスフラン・ショックに、2011年の「円売り介入」など、もうあげたらキリがないくらいです。

編集部
編集部:

大相場を相手に立ち回ったわけですね。素晴らしい経験です。

中村研究員:

もちろん、うまくいった時もありましたが、めちゃくちゃ怒られた時もありましたよ。

編集部
編集部:

でも、すごいですよね、2011年は「円売り介入」が実施されるくらいに円高が進んだのに、今は「円買い介入」ですよ。中村さんは、両方を間近で見てきたわけですから。
その後、外為どっとコムと上田ハーローの合併のタイミングで、外為どっとコム総研へ入社されたんですよね。
それまで為替相場をずっと見てきたにせよ、その情報を個人投資家へ発信する身となると、役割が大きく異なるじゃないですか?これまでと違う緊張とかありませんでした?

中村研究員:

そうですね、緊張とかはなかったです。カバーディーリングにいた頃は、大きな利益と損失が常に隣り合わせにある仕事のためピリピリしているというか、他とは違う独特の緊張感がありました。あれはあれで良かったのですが、シンプルに今は相場を楽しんでいます。

編集部
編集部:

楽しいですか?

中村研究員:

そうです。為替相場を動かす材料は日々変わりますし、たとえ同じ材料でも同じように動くとは限らない。それをあれこれ組み立ててイメージするのですが、 それがシンプルに楽しいですね。

編集部
編集部:

中村さんは為替ディーラーとして数々の歴史的な事象を目の当たりにしてきたからこそ、良いことだけでなく、その怖さもよくご存じかと思います。

その経験をもとに、個人投資家に向けて情報を発信できるって、中村さんの強みですね。さて、宇栄原さん、中村さんが外為どっとコム総研へ入社された経緯はわかりましたが、重鎮・神田さんのお話もしっかり伺いましょう。

宇栄原研究員:

私も実は神田さんの経歴をきちんと伺ったことがないので気になります。

神田調査部長:

私は、大学で証券取引法を学んだので大学卒業後にまずは証券会社に入りました。4年半くらい証券マンとして営業をやっていたのですが、バブル崩壊で株価も暴落し、証券会社はもう厳しいかなと転職活動をはじめました。
その流れで、株式会社メイタン・トラディション(現:株式会社トラディション日本)に見学にいったら、その現場の活気というのかな、なかなか面白そうだなと感じて、そのまま入社しました。
ただ、為替のデスクには実は1年半ほどしかいなくて、その後は金利の方を20年近く担当していました。 そこから、2009年に外為どっとコム総合研究所を立ち上げるときに声かけがあり、今に至ります。

編集部
編集部:

外為どっとコム総研の立ち上げメンバーとなると今年(2024年)で15年!!
うん十年、ずっと為替相場を見てきたわけですが、どうです神田さんの目には今のFX業界はどう映っていますか?

神田調査部長:

そうですね。話すと長くなってしまいますが、1つあげるとすれば、外国為替市場の規模と取引量が大きくなりましたね。
つまり、FX取引をされる方も増えてきたということなんですが、そうなるともう為替の値動きが昔と全然違います。

編集部
編集部:

それは、予測がしづらいということでしょうか?

神田調査部長:

まぁ、株とかに比べると素直じゃないって感じです。例えば、株なら企業業績の影響を強く受けるから、業績が良ければ買われるし、悪ければ売られる。金利も同様にある一定の法則があります。もちろん、毎回そうではないですが。
その反面、個人的に感じるところですが、為替は値動きの法則がないと思います。だから、そこが魅力だし、楽しいですね。

編集部
編集部:

ここまでのお話の中で、3人が共通している点がわかりましたよ。 神田さんも、中村さんも、宇栄原さんも、為替の値動きを楽しんでいらっしゃる。

宇栄原研究員:

言われてみればそうですね。私自身がはじめてFXに触れて、「わぁ、楽しい」と感じたことをまずは皆さんにも共有したいと日頃から思っています。

中村研究員:

もちろん、実際にFX取引をされる皆さんからしたら、ご自身の大切なお金を使うわけですし、必死になるのはわかります。楽しむ余裕なんてないかもしれません。それは間違いだとは思いませんが、よくわからずFXをはじめて、精神的にも厳しいとか、辛いとなってFXを退場して欲しくはないですね。

投資初心者に正しい情報を届けたい!「わかりやすさ」をとにかく追求!

神田調査部長:

そうなって欲しくないから、私達は「正しい情報」を発信することを何よりも大切にしています。
正しい情報とは、正解・不正解とかじゃなくて、相手にきちんと伝わってはじめて正しい情報と言えると思っています。

編集部
編集部:

なるほど、深いですね・・・。

神田調査部長:

FXって、米ドルと日本円といったように、2つの国の通貨を売買するわけだから、今後米ドルが強くなりそうか、それとも日本円が強くなりそうかを予測することになります。
とは言え、例えば、米ドルも強い、日本円も強い、それなのに、米ドル/円が下げた(米ドル<日本円)となると「なぜ?」ってなりますよね。
その為替相場の仕組みと影響って、特に初心者には解りづらいと思います。
なので、できる限り解りやすく伝えることに特にこだわりを持って、そこを何よりも大切にしています。

編集部
編集部:

たしかに、難しい為替相場のレポートなどを読むと、何となく賢くなった感じはしますが、それをはたして理解できたかというと・・・。自信はありません(笑)

宇栄原研究員:

ある程度、知識も自信もついてきたら、少しレベルアップした内容のコンテンツを参考にすることをお薦めします。

現在、神田さんがメインで執筆されている、外為トゥデイという為替相場のレポートは「前日にこのようなことがあったから、マーケットはこう受け止めて為替相場はこのように動いた」「今日の注目イベントはこれで、このような結果になればこう為替相場は反応するだろう」といったように、単純に上がった・下がったの結果だけではなく、その理由もまとめています。なので、投資をはじめたばかりの方も情報を読み解きやすいと思います。

編集部
編集部:

つまり、とことんFX初心者に寄り添っている!?

神田調査部長:

私達にはその自信があります。 為替相場の変動要因は政治に、市場心理に、地政学など様々ですし、しかも変化します。なので、去年と同じ戦略では通用しないなんてざらです。ですが、例えば毎日繰り返しレポートなどを読むことで、今の為替相場はこのようなことで反応しやすいとか、先を読みやすくなると思います。
ただ、内容があまりに複雑ですと、レポートを読むといった1つのことでも、習慣化する前に離脱してしまいますよね。そうならないように、どうすれば伝わるのか、またどう伝えれば無理なく知識を吸収できるのかも常に頭の片隅にあります。

中村研究員:

私は、お昼の時間帯に「ドル円昼ライブ」と題した、ライブ配信を行っていて、この外為トゥデイのレポートを活用して、視聴者さんと一緒に前日の振り返りから、当日の見どころなどをチェックしていますよ。為替相場は夕方以降に値動きが活発になることが多いので、その前に前日の復習と当日の予習をしている感じです。テクニカルについては、宇栄原さんにお任せしていますので、私はこのレポートをベースにファンダメンタルズをメインに話しています。

ライブ配信や各種動画・セミナーは公式YouTubeチャンネルよりご視聴いただけます

◆「外為どっとコム 公式FX初心者ch」YouTubeチャンネル
◆「外為どっとコム 公式FX動画ch」YouTubeチャンネル

編集部
編集部:

ファンダメンタルズ分析ですか・・・。「経済の難しい話」って感じがします。

中村研究員:

もちろん、1回で覚えようとしたら、嫌気が指すでしょうね。肝心なのは、毎日少しずつの積み重ねです。この番組は、2023年の年明けからスタートしましたが、今では「この番組のお陰でうまく利益を伸ばせるようになりました」なんてコメントも届くようになりました。
とは言え、これは私の頑張りではなく、皆さんがコツコツ頑張った成果なんですけどね。

編集部
編集部:

なるほど・・・。レポートにしても、配信にしても、こだわりを感じます。きっと1つのレポートにせよ、動画にせよ、世に出るまでに相当な時間がかかっているのでしょうね。

神田調査部長:

即効性が必要なもの、しっかりと読んで欲しいものなど、発信する情報や状況によっても異なりますが、外為どっとコムトゥデイであれば、マネ育チャンネルに公開するまでに、全作業時間で考えると2~3時間はかかっているんじゃないかな? 今は私がメインで原稿を書いていますが、例えば画像の用意や原稿内容のチェックなどは、他の方にお願いしています。
外為どっとコム総研には調査部以外にも心強いメンバーが揃っているので、レポート1つにせよ、他の動画やセミナーにせよ、みんなで協力して作り上げている感じです。縁の下の力持ち的存在がいるから、私達も集中して、為替相場を追うことができます。

編集部
編集部:

いろいろな方の支えがあるんですね。ありがとうございます。後から「外為どっとコム総研の縁の下の力持ち」の方にもお話を伺ってみたいと思います。

中村研究員:

もっと言うならば、視聴者さんにも支えて貰っています。さきほど、「ドル円昼ライブ」の話をしましたが、スタート時の視聴数は2桁でした。スタッフ同士で、このような取組みを番組内で行うとより視聴者さんの理解も深まるのではないかと話し合ったり、視聴者さんの要望を取り入れたりと、試行錯誤し切磋琢磨しながら作り上げてきました。今は視聴者数も4ケタと各段に増えました。もちろん、まだ成長過程ではありますが、私達が発信している情報はこのように多くの方に支えられています。これは「ドル円昼ライブ」に限った話ではなく、すべてのコンテンツに言えることです。

ライブ配信や各種動画・セミナーは公式YouTubeチャンネルよりご視聴いただけます

◆「外為どっとコム 公式FX初心者ch」YouTubeチャンネル
◆「外為どっとコム 公式FX動画ch」YouTubeチャンネル

編集部
編集部:

宇栄原さんも視聴者さんに支えられているなぁと感じることはありますか? ちなみに宇栄原さんはどのような配信をされているのでしょう?

宇栄原研究員:

私は夜の時間帯にライブ配信を行うことが多いのですが、テクニカル分析の基礎のほか、FX取引を行う上での基礎知識に取引ツールの使い方など幅広く説明しています。視聴者さんには日々支えられていると感じます。
私達の発信する情報を見てくれている方を、ファミリーだと思っています。

編集部
編集部:

ファミリーですか!?

宇栄原研究員:

有難いことに、私達の配信を視聴するのが、もう生活の一部になっていると言ってくれる方もいます。毎日参加してくれるとなると、どんどん知識と経験値も身について成長します。
そうなると、初心者の方から、チャットに質問が入ってくると、それを少し先輩の視聴者さんが教えるといった具合に、参加者同士が協力して、共に学び合い、教え合う、とてもいい環境が出来ています。それを見ていると「本当にやってて良かった」としみじみ思います。

編集部
編集部:

とてもいい環境と関係性が築きあげられているのですね。お二人のライブ配信を視聴したことがありますが、皆さん積極的にチャット欄へ質問を入れたり、真剣にFXを学ぼうとする姿勢が素晴らしいですよね。かといって、堅苦しい感じでは全くなく、アットホームな感じなので、はじめて番組を視聴される方も、ついていきやすいと思います。

宇栄原研究員:

はい、だからファミリーです。

世界一FX初心者に寄り添う番組を目指しています

編集部
編集部:

本当に大変失礼な質問をしてしまいますが、正直FX初心者さん向けの配信なんて、世の中にたくさん出回っていますし、みんな似たような感じなような・・・。どこが他と違うんですか?

中村研究員:

まずはライブ配信なので、視聴者さんの「わからない」を即座に受け止めることができます。とは言え、リアルタイムで視聴できない方もいらっしゃるのですが、そのような方からはお問い合わせフォーム宛に「〇〇について教えて下さい」など、要望があれば、次回の配信で取り上げるなどしています。もちろん、すべての要望をカバーはできませんが、1つでも多くの不安や疑問を解消したいと考えています。

宇栄原研究員:

あとは、私達の配信は世界一FX初心者に寄り添う番組です。

編集部
編集部:

迷いなく言い切りましたね(笑) 神田さん、頼もしい二人ですね。
さて、神田さんは、情報を伝えるうえで、特に大切にしていることなど気を付けていることってありますか?

神田調査部長:

繰り返しとなりますが、私だけでなく、全員で徹底していることはより分かりやすく伝えることですね。為替相場って、ながくマーケットを見てきても、それでも何だかよくわからないネタで動く事も多いです。わからないことを無理に伝えようとしない。わかっていることだけを伝えるようにしています。自分自身もよくわからないのに、相手に伝えられっこない。あとは思い込みだけで判断しないですね。例えば、2016年のアメリカの大統領選の時はトランプ氏が大統領になるとは思っていなかったし、イギリスがEUを離脱するなんてあり得ないと思っていましたが、いずれも思惑とは反対の結果になりました。

編集部
編集部:

でもそれって、神田さんだけでなく、みんなそう思っていましたよ!?

神田調査部長:

そうですね。ただ、それじゃ駄目なんです。特に政治ネタなどは、現地にいる方にしか、掴みづらい情報もあるとは思いますが、それでも「みんながそう言っているからそうだろう」の考えだと、それは予測でもなんでもありません。なので、情報を届けるものの責任として情報収集は徹底する、思い込みはいけないと常に肝に念じています。

編集部
編集部:

真摯に為替相場と向き合っていらっしゃることが伝わります。神田さんのように、ながく金融業界にいる方でも、未だに気づかされることってあるのですね。

神田調査部長:

あります。これからもきっとあるでしょう。だから、為替市場は飽きないんですよ。

編集部
編集部:

ありがとうございます。今日のお話の中で、外為どっとコム総合研究所の取り組みがしっかり伝わったと思います。 では最後に、お三方の目標や夢をお伺いしてもよろしいでしょうか?

宇栄原研究員:

私はいつか自分の本を出版したいです。これからも、FX初心者さん向けにレポートや動画などで発信していきますが、その集大成といいますか・・・。違った形で残したいと思います。

編集部
編集部:

素晴らしいですね。書店で手に取るのを楽しみにしています。

中村研究員:

私は近い話でいうと、これまでは為替市場を重点的に見てきましたが、他の金融商品なども今以上に広く深く見ていきます。それと言うのも外為どっとコムは2024年からCFDのサービス提供もスタートしていますので、これからFX以外にも、株式や商品にも興味を持たれる方も出てくるでしょう。そのような方に向けてもしっかりと正しい情報を発信していけたらと思っています。

編集部
編集部:

ありがとうございます。それでは、最後に神田さんお願いします。

神田調査部長:

この3名がメディアをジャックしているような状態にしたいですね。 今もありがたことに、テレビ局の方が取材に来てくれたりしますが、それが同じ時間帯にどのチャンネルつけても、3名がそれぞれ為替についてコメントを出しているといった感じです。

編集部
編集部:

テレビ局のみなさま!このインタビュー記事をお読みいただいた方がいらっしゃいましたらご連絡お待ちしております。「正しい情報」をお届けできる、最強の金融のプロメンバーがここに揃っています。

私たちにお任せください

配信裏話!こうやって正しい情報は皆さんの元へ発信される

編集部
編集部:

では、せっかくなので、外為どっとコム総研の動画製作などを担当されている、Yさんにお話を伺います。普段は皆さんが絶対に見る事ができない裏方のお仕事なので、今日は特別です。

お話を伺った時はちょうど宇栄原研究員が出演されている動画の編集作業中でした

 

編集部

編集部:

さて、それではYさん、作業中に失礼します。少しだけお話を聞かせてください。どのようなお仕事をされているのでしょうか?

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Yさん:

収録に編集、そして映像制作なども含めて、基本的に自社で企画し製作から公開まで行っています。なのでカメラ機材なども含めてしっかりしたものを揃えています。外部講師の方などをお招きすることもありますが、テレビ局みたいだと驚かれることもありますよ。

編集部
編集部:

凄い!!収録は自社で行い、動画編集は外部に依頼するところもあるようですが、全て担っているんですね。一日のうちに何本も大変ですね。しかも、マーケット情報だと鮮度が命なので、モノによっては時間との勝負ですね。

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Yさん:

そうですね、たしかに動画編集は時間をかければ見栄えの良いものを仕上げることができるかと思います。
しかし、今お話があったように為替相場というものは刻一刻と表情を変えていくので、見栄えを良くしようとそこに時間をかけると情報の鮮度が落ちていってしまうのです。

例えば、綺麗に盛り付けされているけど鮮度の良くないお刺身と、盛り付けの汚い鮮度抜群のお刺身、どちらが食べたいと思いますか?極端な例ですが、盛り付けの綺麗な鮮度の高いお刺身が一番ですよね。
動画編集も同様に、情報の鮮度を保ちつつ、どれだけ見やすく、わかりやすくするかを常に考えて編集をしています。

とはいえ、逆に鮮度が失われにくい、ものに関しては、どれだけ綺麗に盛り付けるかを考えることが多いです。デコレーションケーキみたいな感じですかね?

編集部
編集部:

職人技ですね!調査部のお三方からも「わかりやすく」伝えるということを意識していると伺っていますが、編集の際にもそこは大切にされているんですね。

f:id:gaitamesk:20200605194222p:plain

Y氏:

そうです。ただし、動画編集は元となる情報をより見やすく・よりわかりやすく伝える手段としてとても有効なんですが、内容を如何様にも変えてしまうことができます。
例えば、神田さんがどれだけいい話をしてくれても、私が内容を正確に理解せずに、見やすさやわかりやすさだけを目的に編集をしてしまうと、誤った情報を皆さんに伝えてしまう危険性があります。そのため、話者が伝えたいことをしっかりと理解し、間違った情報を発信しないことを第一に考えてます。

編集部
編集部:

なるほど・・・。視聴者さんが興味を惹きそうなタイトルやサムネイルをつけるなど、どうやったら見てもらえるか?だけ考えていちゃダメなんですね。外為どっとコムのYouTubeチャンネルでは、再生回数が数万超えの大ヒット配信が沢山ありますよね。どうしても、話者ばかりに目が行ってしまいますが、話者から受け取ったバトンを正しく理解して発信してくれる編集者さんがいるからこそ成り立っているんですね。

f:id:gaitamesk:20200605194222p:plain

Yさん:

まぁでも、動画を作成したところで、見てもらえなければ自己満足で終わってしまいます。なのでどうやったら見てもらえるのかももちろん考えていますよ。
動画のタイトルや説明欄、YouTubeではサムネイルのデザインなど試行錯誤を重ねて、新しい情報などがあれば常にアンテナを貼りながら取り込んでいます。
でも、先ほどもお伝えしたように情報の鮮度が失われるのであまり時間はかけられません。たぶん動画配信者の永遠の課題ですね(笑)

編集部
編集部:

ありがとうございます。これからも個人投資家の皆さまに本当に正しい情報発信をお願いします。

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。