指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
日銀会合を意識してFX個人投資家の目線は低下、ドル円下落
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は上値の重い展開。米長期金利が低下する中、上昇して始まった日経平均株価がマイナス圏に沈んだことを受けて、ドル円は売りが先行し、東京ランチタイムに156.189円まで低下した。その後、一時的に156.60円台へ戻したものの、欧州勢が参入してくる時間帯になると再び売りが優勢になり、ドル/円は155.926円まで下げた。
現状レベルの上側では、156.100円、156.150円、156.250円にストップ買いが散見される。一方、下側では155.500円、155.900円に買いが並んでいるほか、155.900円にストップ売りが確認できる。近いところにストップ買いを設定しながら、FX個人投資家も来週の日銀イベントを意識して視線が下向きになりつつあるようだ。
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