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大口投資家の動向は?「円ネットショート僅かに減少」【最新IMMポジション】2024/7/16

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート僅かに減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
3週ぶりにユーロネットロングに転じる

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート僅かに減少】
7月9日時点で円のポジションは、ドルに対して約18.2万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングの積み増し度合いがショートよりもやや多かったことから、ネットショートは前週から約0.2万枚減少。
期間中のドル/円相場は、円キャリートレードの影響から約38年ぶりの高値となる161.95円前後まで上昇した。ただ米6月雇用統計が米国の労働市場の減速を示す結果と受け止められたことなどから160円台前半まで押し戻される場面も見られた。
円先安観は残るものの、米国の利下げ観測が再び強まる中で、円売り一辺倒の動きにはなりにくかったようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【3週ぶりにユーロネットロングに転じる】
7月9日時点でユーロのポジションは、ドルに対して約0.4万枚の買い越し(ネットロング)。
ショートが大きく取り崩されたことで、ネットロングに転じた。
期間中のユーロ/ドルは、フランスの政局を巡る不透明感が後退したことや、米国のインフレ鈍化期待もあり、1.08ドル台半ばまで上昇する場面も見られた。
7日に開催されたフランス総選挙第2回投票で極右政党が単独過半数を獲得するという最悪の結果を免れたことから、投機筋はユーロ弱気のポジションを大きく巻き戻したと見られる。

↓↓↓IMMポジションのソースはこちら
IMMポジション


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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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