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今買うなら豪ドル!豪ドル円は110円を目指す!?大相場を狙ってトレード開始!【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

FXトレードストラテジー

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2024年6月26日14時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

本日発表された豪CPI(前年同月比)ですが、事前予想を大きく上回る予想+3.8%→結果+4.0%となりました。 
前回は+3.6%だったため、インパクトは大きいでしょう。 
よって前月比ベースで+0.7〜+0.8%程度出た可能性があります。 
この結果は強烈です。 
元々オーストラリアの政策金利は主要先進国通貨と比べて低めに抑えられていたことから、利上げの余力はあるでしょう。現状の政策金利は4.35%ですが、8月のRBAにて、4.5% or 4.6%となる可能性がありそうです。 

豪ドル/円は110円を目指すのか? 

出所:TradingView

豪ドル/円1時間足分析です。 
直近高値を超えて、106.60円台で推移しております。向こう1週間、順調に下値を切り上げており、ドル/円よりも上げ幅は上回ります。 
米国は利下げ論が活発ですが、オーストラリアは利上げ論がこれから出てきますから、豪ドル買いは短期的にブームになるかもしれません。 
筆者は少額の豪ドル/円ロングポジションを持っているのですが、さらにポジションを追加していこうと検討中です。 
浅い押し目で入る予定ですので、単純ですが目先いくつか引くことができるサポートライン手前からのエントリーを狙います。 
アクティブに攻めるならば106.40円程度からでしょうか? 
財務省からの円安けん制発言も期待して、50-100pips下で構えておくことも戦略としては十分ありだと思います。 
浅い押し目と深い押し目を狙ったトレード戦略の2パターンで行動してみようと思います。 
またトレンドラインまで押し目を作るパターンも想定しておくとさらに良いかもしれません。 

ユーロ/豪ドルターゲット1.55方向

出所:TradingView

もう1つ、ユーロ/豪ドルについてチャート分析をしていきます。 
ご存知、今週末からフランスの選挙が始まります。 
マリーヌ・ルペンが率いる極右政党、国民連合が支持率を伸ばしているようで、事前調査の報道によりますと、現在は33-35%程度の得票率が見込まれております。 
来週月曜のサプライズとしては、一次選挙結果でも市場予想を上回る得票率を国民連合が獲得するとなると、ユーロは大幅に下落すると予想します。 
ユーロクロスで売るなら豪ドルがもってこいではないでしょうか。 
こちら週足ですが、重要サポートラインを割り込みつつあり、長らく続いた上昇トレンドに終わりを告げそうです。 
目先、サポートラインを割り込み1.5870方向で予想します。ここはフィボナッチ・エクステンションの127.2%延伸、およびサポートラインが重なるポイントです。 
この水準は止まりやすいので、目先ここをターゲットにショートトレードが良いと考えます。 
さらにここを割り込む場合、161.8%延伸になる1.5550付近を第2ターゲットとします。 
2022年から大きな上昇トレンドとなっておりましたが、欧州は政治不安にプラスしてインフレ率の顕著な低下及びさらなる利下げを意識、オーストラリアは利上げを意識とファンダメンタルズが真逆ですので、一定の値幅下落が狙えるのではないでしょうか。 
個人的には今年後半主要トレード通貨ペアはこのユーロ/豪ドルに期待をしたいと考えております。大相場を狙ってショートトレードを開始します。 

【ひろぴー氏出演動画】

 
ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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