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大口投資家の動向は?「円ネットショート大幅に減少」【最新IMMポジション】2024/6/10

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート大幅に減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート大幅に減少】
6月4日時点で円のポジションは、ドルに対して約13.2万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングが積み増され、ショートが取り崩されたことから、ネットショートは前週から約2.4万枚減少した。
期間中のドル/円相場は、米金利の上昇を受けて157円台後半まで上昇する場面も見られたが、その後は米国の景況感の悪化や、日銀の国債買入れ額減額報道などの影響から154円台まで急低下した。
日銀の政策修正が近づいているとの見方から、投機筋の円先安観に若干修正が入ったようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング増加】
6月4日時点でユーロのポジションは、ドルに対して約6.8万枚の買い越し(ネットロング)。
ショートが取り崩されたことで、ネットロングは約1.0万枚増加した。
期間中のユーロ/ドルは、予想を上回るユーロ圏の5月消費者物価指数(CPI)や、米国の景況感の悪化など受けて約2カ月ぶりとなる1.09ドル台に乗せる場面も見られた。ただ、欧州中銀(ECB)理事会を控えていたことから、更なる上値試しは見られなかった。
ユーロ圏CPIの反発を受けてECBの7月以降の追加利下げ観測がやや後退したため、投機筋はユーロの先高観をさらに強めたようだ。


↓↓↓IMMポジションのソースはこちら
IMMポジション


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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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