東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は570ドル安の37815ドルと値幅を伴った下げになった。1-3月期の雇用コスト指数が市場予想を上回り、長期金利が上昇。2年債利回りは5%台に乗せた。FOMCの結果発表を翌日に控えていたこともあって幅広い業種が売りに押され、3指数とも終盤にかけて下げ幅を広げている。米金利上昇を受けて為替はドル高(円安)に振れており、ドル円は足元157円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて305円安の38165円、ドル建てが280円安の38190円で取引を終えた。
米国株の大幅安を受けて、日本株も大きく水準を切り下げると予想する。米国では長期金利上昇を嫌気してナスダックが2%台の下落となっており、特にグロース株に厳しい地合いが想定される。安く始まった後は、FOMCの結果発表を前に売買自体が手控えられるであろう。FOMCが反転材料になる期待はある分、深押しすれば下値は拾われるとみるが、腰の入った買いは入りづらく、マイナス圏で不安定な動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38000円-38300円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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