前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
25日、10-12月期米GDP速報値が前期比年率3.3%増と市場予想を上回り、ドル円は147.946円まで上昇するも同時に発表された個人消費支出(PCE)コア価格指数が市場予想通りの結果となったほか、新規失業保険申請件数が悪化し、米10年債利回りが低下し、ドル円は147.075円まで下落した。
売り一巡後は、市場予想通り政策金利を4.50%で据え置くことを決定したECB理事会後のラガルド総裁の記者会見で「成長に対するリスクは引き続き下振れ方向」「短期的なインフレ期待の指標は著しく低下した」「インフレはさらに緩和すると予想」とユーロ圏経済に対する弱気な見方を示したほか、「前に自分が言ったことに変わりはない」と利下げ開始時期について夏の「可能性が高い」としたダボスでの発言に言及したことで、ユーロが主要通貨に対して下落したため、ドル円はNY時間中盤に147.898円まで戻した。
本日アジア時間は、1月東京都区部CPIのコア指数が2022年3月以来の低い水準まで鈍化し、日銀の早期政策修正期待が後退した場面で、ドル円は147.60円台から147.853円まで上昇したものの、その後は方向感を失い147円半ばで振幅している。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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