25日のクリスマス休場、昨日26日はボクシングデーで休場だった欧州各国が本日から再開される。しかしながら、欧州からは本日だけでなく、年明けまで主だった経済指標の発表が予定されていないこともあり、明確なトレンドを作る値動きにはなりにくそうだ。
年末を控え市場が大きなリスクをとるような地合いではないが、本日のスポット応当日が年末となっていることもあり、ロンドンフィキシングを含め通常以上に大きめのフローが出てくる可能性も否定できない。そして、市場流動性が非常に悪いことで、通常以上に市場が大きな動きを見せることもあり、警戒感を緩めることはできない。例えば、昨日は欧州各国が不在で空洞となっていた東京夕刻には、ドルランドは300Pips超上昇するなど、ニュースがなかったのにもかかわらず、大きな値幅を見せている。ユーロドルもニュースなどがなくても同様に急に相場が動くこともありそうだ。
なお、本日から年末29日にかけて1.1000ドルには複数のオプションが設定されていることで、同水準に近づいた場合には神経質な値動きになるか。
・想定レンジ上限
ユーロドル:8月10日高値1.1065ドルを超えると、7月27日高値1.1150ドル。
・想定レンジ下限
ユーロドル:今月22・25日安値1.0994ドル。その下は日足一目均衡表・転換線1.0967ドル
(松井)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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