
米国株はならしてみれば弱く、日本株にはネガティブな影響が及ぶと予想する。米長期金利の高止まりを受けて、半導体株を中心にグロース株が嫌われることになりそうだ。先週の日経平均は週間で900円超上昇しており、軟調スタートとなればリスク回避の動きも出てきやすい。ただ、米国では本日からFOMC(19~20日)が開催される。今回のFOMCでは利上げが見送られるとみられており、この点は一定程度相場を下支えすると期待できる。売りを序盤でこなした後は、様子見姿勢からこう着感の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは33200円-33600円
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ