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ドル/円3分早わかり「ドル円、匍匐(ほふく)前進 歳末商戦は油断大敵-米国11月小売売上高」2022年12月15日

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。

ドル円、匍匐(ほふく)前進 歳末商戦は油断大敵-米国11月小売売上高

動画要旨

米国11月小売売上高

12月15日、22時30分に米国の11月小売売上高が発表されます。米商務省が発表する指標で、様々な規模の小売店の売上を月毎に測定した結果です。米国では、個人消費がGDPの約3分の2を占めと言われ、月の下旬に発表される個人消費支出データと共に、FRBの金融政策に影響を与えるデータとして、投資家の注目を集めます。

米国11月小売売上高を見る上でのポイントは4つ

米国11月小売売上高のポイント

1つ目は、10月の小売売上高は9月から、前月比ベースで総合が1.3%、自動車を除いたコアも1.3%と、強い伸びを示しました。第4・四半期の消費は好スタートを切ったようです。

2つ目は、内訳ではガソリンスタンドの売上が回復したほか、外食産業や無店舗小売など、幅広い分野で売上が伸びていることが明らかになりました。一方で、百貨店は-2.1%と振るいませんでした。

3つ目は、オンライン販売が消費を下支えしています。Adobe社は10月12日、今年の11月1日~12月31日におけるオンラインショッピングが前年比2.5%増の2097億ドルに達するとの予測を発表しています。

百貨店の売上鈍化の一方で、無店舗小売が売上を伸ばした点を考えると、消費者は購入スタイルを合理的に変化させ、消費を続けているようです。

4つ目は、セールの前倒しです。小売り大手のアマゾン、ターゲット、ウォルマートが10月にセールを開始していますので、好調な消費データも注意が必要です。また、さらなる値引き待ちの消費者もおり、ホリデーシーズン中盤は消費の中だるみといった危険はあります。

結果とドル/円の反応

米国11月小売売上高

米国11月小売売上高の結果と反応
TEAMハロンズとしては、高額な物品の購入意欲低下で消費の手控え感はあるものの、オンラインショッピングの好調さが全体を支えると見て、②をメインシナリオと考えています。

3分早わかり過去の結果

過去の3分早わかりの結果
※過去10回分を表示、更新日2022年12月14日
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

LIVE配信のご案内

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Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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