いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
2月15日(月)豪ドル/円
基調
上値試し
目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格
・2/16 RBA議事録
日経平均3万円、豪ドル/円は2年超ぶり高値
本日の東京市場では、日経平均株価が約30年半ぶりに3万円の大台に乗せる場面があった。
日米欧で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっており、先行きの景気回復への期待が高まっているようだ。
そうした中、豪ドル/円は81.80円台まで上昇して2018年12月以来の高値を付けており、当時以来の82円台乗せも視野に入ってきた。
ただ、本日は米国がプレジデンツデーの祝日のためNY市場は株・債券の取引は行われない。
必然的に豪ドル相場のけん引役として欧州株の動きに注目が集まる事になろう。
また、明朝に発表される豪中銀(RBA)議事録にも注目したい。
RBAは今月2日の理事会で政策金利と3年物国債利回りの誘導目標をいずれも0.10%に据え置いたが、1000億豪ドルの追加債券買い入れを決めた。
その他、利上げは早くても2024年になるとの見通しを示すなど、楽観含みながらも慎重な姿勢を表明した。
一方で、豪ドル相場の水準については「近年のレンジ上限に位置している」と述べるに留めた。
明日の議事録で、豪州景気の先行きに対する悲観的な見方や通貨高への強い懸念が示されなければ、豪ドル相場に上昇圧力がかかりやすい流れが続きそうだ。
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