
と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。
ここ数日で抑えておきたいポイントやFXの基礎知識を紹介していきます。

目次
FX用語がよくわからない

- FXの用語っていっぱいあるし、よくわからない……
やっぱり勉強したほうがいいの? 
- ニュースやレポートを読み解くにも知ってて損はないと思うのだ

- ベレーちゃん教えて!

- 了解なのだ!
メジャーどころをいくつか、要所をかいつまんで教えてあげるのだ
「アノマリー」ってなに?

- これは知っているよ!
「なぜかわからないけど、よく当たる」という経験則のようなものを言うんだよね 
- さすがキャンドルちゃん、よく覚えているのだ!
「歴史的大暴落は10月に起きることが多い」とか、過去の経験則を頭に入れている投資家さんも少なくないのだ~ 
- 前に詳しく教えてもらったから、まだ見てない人は参考にしてみてね!
参考:「虚実綯い交ぜ!?アノマリーってなんなのさ」 まんが!週刊FX 2019年5月10日号


「インカムゲイン」はスワップポイント

- いんかむげいん?
聞いたことあるけど、なんのことを言ってるの? 
- インカムゲインとは利子・配当による収益のことを言うのだ

- ……つまり?

- FXでいう「スワップポイント」のことを言うのだ

- え、そうだったんだ! 知らなかった~

- 外為どっとコムで扱っている通貨ペア毎のスワップポイントはこのリンクからチェックできるのだ!
参考:スワップポイント(外為どっとコム)
「イールドカーブ」?利回り曲線??

- これ、よくニュースとかレポートで出てくるやつだ!
でも、いつも意味がわからないから読み飛ばしてるやつだ…… 
- せっかくだからここで覚えていくのだ!
イールドカーブとは、「利回り曲線」のことなのだ 
- 利回り曲線?
なんだか難しい話になりそう…… 
- そんなに難しく考えなくていいのだ!
まずイールドカーブがどういうものなのか簡単に図にしてみたのだ


- これは縦軸を利回り、横軸を期間として表しているのだ!
代表的なのが「債券イールドカーブ」になるのだ
債券には満期までの期間によって、大きくわけると長期と短期債にわけられるんだけど、この複数の残存期間の違う債券の利回りをグラフ化したものがイールドカーブなのだ
基本的には短期の方が利回りが低くて、長期の方が利回りが高くなるのだ
ちなみに、上記のような形のグラフを「順イールドカーブ」なんて言ったりするのだ~ 
- なるほど、なんとなくわかる気がするよ
でも、これがFX取引の役に立つの? 
- この「順イールドカーブ」は好景気の時に見られる形なのだ!
例えばアメリカの債券が順イールドカーブを表していた場合、好景気だと考えてドルが買われる傾向にあるかもしれないと予測することもできるのだ 
- なるほどー!

- ただ、このイールドカーブはずっと右上がりであるとは限らないのだ
例えば、中央銀行が短期金利を引き上げて、長期金利と同じような水準になってしまうこともあるのだ


- これを「イールドカーブのフラット化」なんて言ったりするのだ
好景気のサインと言われる「順イールドカーブ」の時にフラット化してくると、「景気後退に向かうかも?」と予想できるのだ!
反対に景気後退のサインと言われている「逆イールドカーブ」の時にフラット化してくると、「もしや景気が回復に向かうのでは??」と見通しを立てることができるのだ 
- 相場転換のシグナルになりそうだね!

- そして一番気をつけなきゃいけないのが「逆イールドカーブ」


- これこれ!
逆イールドがどうのってよく聞くよ! 
- これが現れたときは景気後退が懸念されるのだ!

- だからみんな気にしてるんだね!
イールドカーブにこんな意味が隠されていたとは…… 
- 経済全体を把握するのに重要なものだから、知っておくといいのだ~

- これはいいこと知ったよー!アツーい!
まとめ


- 今回は「アノマリー」「インカムゲイン」「イールドカーブ」の3つのFX用語をざっくり説明したのだ~

- いつもなんとなくニュースやレポートを読んでいたけど、これでもっと経済の動きを把握できるようになる気がするよ!

- ざっくりと知っているだけでも、読み解き方が断然良くなるのだ!
もっといろいろな用語がたくさんあるから、またの機会に教えてあげるのだ~ 
- どんどん覚えて、パワーアップするぞ~
