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FX動画「その時ポンドは?英国総選挙と為替市場」元外銀トレーダー松崎美子氏の見通し 2019/12/10

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12月12日に行われる英国総選挙。英ジョンソン首相が目指す2020年1月末のEU離脱(ブレグジット)を左右する今回の総選挙について、結果の予想やポンド市場への影響など著名な識者に聞きます。FX個人投資家必見の内容です。

要旨:
・保守党単独過半数がメインシナリオ。
・与野党の差(マジョリティー)が30議席以上でポンド上昇か。
・保守党がギリギリ過半数のとき、ポンドは一度上がっても全戻しになる可能性もあり、やっかい。
・保守党優位のハングパーラメントの際、最悪は再度の総選挙も考えられる。
・労働党優位のハングパーラメントの際、コービン党首辞任で連立先を探す可能性あり。
・出口調査では保守党優位でも、投票結果では労働党が選ばれている可能性もある。そうなると、2016年の英国EU離脱の国民投票時の悪夢が蘇ることも。
・投票結果(日本時間午前7:00)から2~3時間以内に大どんでん返しが無きにしもあらずなので、13日(金)の午前中は注意が必要。
・2017年の総選挙ではポンドは3%ほど変動したため、今回もボラティリティが高くなる可能性あり。
・英国の政治は土日に動くため、16日月曜日のポンド相場窓開けも注意。
・引き続き世論調査、新聞一面などを注視し野党の巻き返しなどを確認していきたい。

英総選挙に向けた注目点:
・世論調査は出た数字全部見てほしい
・新聞の一面にどういう記事が出るか
・ボリス氏の発言(失言はないか)
・労働党に対してどれくらい好意的な報道等が出るか

特設ページ<その時ポンドは?英国総選挙と為替市場>

f:id:gaitamesk:20191106165135p:plain 元外銀ディーラー
松崎 美子(まつざき・よしこ)氏
1988年に渡英、ロンドンを拠点にスイス銀行・バークレイズ銀行・メリルリンチ証券で外国為替トレーダーとセールスを担当。現在は個人投資家として為替と株式指数を取引。ブログやセミナーを通して、”ロンドン直送”の情報を発信中。