今井雅人
為替介入後のマーケットの回復 ようやく為替介入の影響からマーケットが立ち直ってきています。今週は少しずつ円安方向に戻ってきていますが、介入の後遺症から回復し、マーケットが正常化していく1週間だと位置付けていました。これから通常の動きに戻ると…
FOMCが終了して、マーケットが一息ついた午後のNYで突然2回目のドル売り介入が行われました。正直どこまでやるかとびっくりしました。2回合計で9~10兆円程度のドル売り介入が行われた模様です。2022年の3回の介入の合計が9兆1000億円、そこから考えると、当…
財務省による2回の為替介入 この1週間で、財務省は2回の為替介入を実施したと考えられます。1回目の介入金額は5兆円を超えていると言われており、日銀の当座残高の増減から推計できますが、ほぼ間違いないでしょう。 介入金額は2日間で約10兆円 そして昨日(…
日本が休日の間にも関わらず、ついに財務省がドル売り円買い介入を実施した模様です。ドル円が一時160円にまで急騰し、この動きならアメリカも介入に対して理解を示したということではないかと思います。介入が実施されれば4~5円程度下落するとの見通しを示…
ドル円は、ついに155円を上回りました。155円付近には、ノックアウトオプションがあり、売りで抑えていましたが、突破してしまいました。ドル円だけでなく、円全体が弱くなっており、クロス円も軒並み高値を更新しています。このような状況では、円安の流れ…
先週末、イスラエルがイランに対して報復攻撃をしかけたことで、一時的にリスクオフの展開となり、株は急落、急激な円高が進行しました。しかし、その流れも一瞬で終わり、その後はあっという間に元の水準に戻ってきています。この一連の動きで、円売りの強…
先週、アメリカの消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、ドル高が進み、ドル円も152円を突破し、154円台に達しました。一時期、マーケットではアメリカの利下げが6月頃から始まるのではないかという観測が流れていましたが、その期待が打ち砕かれた…
先週発表されたアメリカの消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、長期金利が上昇し、ドルも急騰しました。ドル円も一気に153円台に乗っています。先物市場で6月の利下げを一時6割以上織り込んでいましたが、一気にはげ落ちました。そもそもマーケッ…
いよいよドル円が152円を上に抜けてきました。きっかけはアメリカの消費者物価指数(CPI)が予想よりも良かったということです。年率にして0.1%良かっただけですが、これで利下げはかなり遠のいたということで、米国の長期金利も10年債で4.5%を超えてきました…
先週末アメリカの雇用統計が発表され、失業率、非農業就業者数の増加とも予想を上回ったのですが、マーケットの反応は鈍く、小動きになっています。もう少し強力な材料がないとこの展開は続いてしまいそうです。ドル円もいずれ152円を上に抜けると思いますが…
問題は介入ですが、日本の財務省の動きはどうなのかということです。3者会合が行われたので、介入はいつでも準備OKということですから、いつ出てもおかしくないという状態であることは間違いないと思います。ただ、相場が動かなければ介入はなかなかしづらい…
先週の水曜日、財務省、日銀、金融庁の緊急会合が開催され、最近の円安についての協議が行われました。これで、為替介入の準備が出来たということです。マーケットもそれを心配して、それ以降積極的な円売りが影を潜めてしまいました。だた、基調は円安方向…
昨日、東京時間にドル円がここ数年の高値を更新し、151.97円前後まで達しました。152円にはオプション絡みの防戦売りと呼ばれる大量の売りがあるため、そこで抑えられてしまいましたが、一時的に高値を更新したことで日本の当局も動きを見せています。 財務…
日銀の政策決定会合、FOMCの2大イベントを終えて、今週は谷間の1週間です。FOMCの後はドル売りに反応しましたが、これは明らかにマーケットが間違った反応をしてしまいました。そのため、すぐにドルは買い戻されました。FRBよりもECB、BOEの方が先に利下げを…
今日の未明にFOMCがありました。また、昨日は日銀の金融政策会合ということで、非常に大きなイベントが2つ続きました。 日銀は17年ぶりに金融政策を変更し、引き締め方向に変更しました。マイナス金利の解除、イールドカーブ・コントロールの撤廃、そしてETF…
今週は中銀ウィークです。19日に日銀の金融政策会合、20日はFOMC、21日はBOEとSNBの会合があります。19日の日銀は、マイナス金利解除は確実、YCCも撤廃される可能性が高いと思っていますが、これはすでに既成事実化してマーケットは事前に織り込んでしまいま…
仮に日銀がマイナス金利を解除したときは、やっぱり一瞬は円高になると僕は思うんですね。じゃあ、どの辺まで行くのか。ドル円はもう一回146円台前半ぐらいまで行くという感じですかね。 ただし、そこでマイナス金利を解除したときに、金融引き締めに正常化…
先週、マーケットのムードが一変しました。一部メディアが「3月19日の日銀金融政策決定会合でマイナス金利解除する考えに傾いている委員が増えている」と報じたこともあり、いよいよマイナス金利解除という観測が広がっています。元々3月か4月に解除という予…
相変わらず相場は方向感が全然出なくなってきています。こんな展開はまだ続きそうなんですが、いよいよ明日、米雇用統計がありますので、ここは注目しておきたいと思います。特に平均時給、前回年率で4.5%の伸び、今回4.4%ぐらいと言われていますが、やはり…
先週、高田日銀審議委員が、「物価見通し2%の目標の達成が見通せる状況になってきた」との発言をし、これで3月19日の政策決定会合でマイナス金利が解除されるのではとの見方が強まりました。この発言を受けて、一時ドル円も149円台前半までドル安・円高にな…
銀行ディーラー時代の輝かしい実績を持つ「マット今井」こと今井雅人氏による恒例の経済・為替相場の解説セミナーです。各通貨の具体的な展開を今井節で明快に解説します。
銀行ディーラー時代の輝かしい実績を持つ「マット今井」こと今井雅人氏による恒例の経済・為替相場の解説セミナーです。各通貨の具体的な展開を今井節で明快に解説します。 3月のドル/円見通し ユーロ、ポンド、豪ドルの動向は!?|はじめてのFXなら外為ど…
相場はもう完全に膠着状態に入ってしまいまして、残念ながらこれはちょっと長引きそうだなという感じです。一番の要因は、とにかく材料がないということですね。日本以外の各国の利下げが今年は行われるのではないかという見通しが年初からあったんですけれ…
FX相場はもみ合いの段階に入っています。原因は、材料難。アメリカの利下げもかなり先になりそうなことがコンセンサスになってきていて、更なるドル高には力不足です。ユーロ圏、イギリス、オセアニアなども同様の状況です。日銀も4月頃にマイナス金利を解除…
この1週間は、円全面安と言うか、円安がじりじりするという展開になりました。材料がない時というのは金利差に目が行くというのが鉄則です。その上で、昨日1月31日開催分のFOMC議事録が発表になりましたけども、特段驚くようなことは書いていませんでした。…
今週も谷間の1週間ですが、やはり主役はアメリカの長期金利になりそうです。現在のCMEの先物市場を見ると、3月のFOMCの利下げ期待は約10%、5月のFOMCでは4割弱織り込んでいます。一時期より織り込み度は低くなりましたが、それでもまだ多少は織り込んでいま…
典型的な織り込みすぎ相場の反動を終え、以降はゆっくりドル高を見込む【マット今井 実践トレードのつぼ】 収録日:2024/2/15 元邦銀ディーラーの今井雅人氏が現状の世界経済を詳細に分析し、今後の為替相場動向まで踏み込み見通しを示します。 目次 0:00 相…
先週は、大きな材料がない中、金利差を背景とした円安がジリジリ進む展開となりました。今週の注目は何といっても、13日に発表されるアメリカの消費者物価指数です。市場予想は年率で2.9%のプラス、コアが3.7%のプラスです。予想通りなら、インフレが加速…
目次 0:00 今回のダイジェスト 0:31 相場振り返り 相場は凪状態 1:14 米利下げの行方 5月利下げも難しい? 3:43 高金利通貨トレード メキシコペソの見通し 4:41 足元のトレード戦略 ±1~±2円のレンジ相場 6:09 【PR】口座開設特別キャンペーン実施中
先週末の雇用統計は、或る意味衝撃的でした。失業率も3.7%と予想より改善、非農業部門就業者数も35.3万人のプラスと予想を上回り、更には平均時給が年率で4.5%の伸びという驚くような結果となっています。これで、3月のFOMCでの利下げはほぼなくなりました…
目次 0:00 今回のダイジェスト 0:18 相場振り返り 日銀・FOMC・ECB 2:12 ドル円見通し 当面はレンジトレード 3:52 メキシコペソの見通し 上昇困難に 4:18 足元のトレード戦略 5:09 【PR】口座開設特別キャンペーン
先週行われた日銀の金融政策会合後の会見で、植田総裁は「安定的な2%のインフレ率達成の確度が高くなってきている」という認識を示し、早ければ3月から4月にかけてマイナス金利の解除の可能性が出てきました。これは頭に入れておく必要がありますが、足元で…
目次 0:00 今回のダイジェスト 0:24 日銀会合振り返り 3月マイナス金利解除の可能性 4:40 ドル円見通し 円安シナリオに黄信号 6:41 メキシコペソの見通し 値上がり益は期待しづらい状況 7:02 【PR】口座開設特別キャンペーン
先週は、全体的に円安が進みました。背景は、日本の金融政策の変更はないだろうという見方が広がったことと、世界的に株高になっていることです。また、アメリカを始めとして諸外国の利下げがかなり遅くなるのではないかという観測が広がっていることも円安…
目次 0:00 今回のダイジェスト 0:19 相場振り返り ドル高・円安進行の背景 2:10 ドル円・クロス円見通し 円安まだ進む 3:56 メキシコペソの見通し 直近高値目指す可能性 4:35 【PR】口座開設特別キャンペーン
米雇用統計、CPI、PPIと発表になり、今週はあまり材料のない谷間の期間になっています。主だった経済指標も政策会合などもありませんので、全体的に動きはかなり緩やかになると思います。こういう状況のときは、メキシコペソ円のようなスワップが稼げる通貨…
目次 0:00 相場振り返り 1:38 米CPIの注目点 2:11 中期的な相場見通し 3:00 足元の相場見通し&トレード戦略 4:01 メキシコペソの見通し 4:15 【PR】口座開設特別キャンペーン
目次 0:00 年始挨拶 0:15 2024年のテーマ 0:51 相場振り返り 1:47 足元のFXトレード戦略 4:06 【PR】口座開設特別キャンペーン
みなさん、メリークリスマス!!今日、明日はクリスマスで日本以外の国はほぼお休みです。12月27日から本格的にマーケットがスタートします。 先週は、日銀の金融政策決定会合で現状維持となったのですが、植田総裁の「チャレンジング」発言が事前にあったの…
と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。今回おさえておきたいネタはこれだ! ■目次 2024年のドル円予想を聞いちゃいました(前編)・今井雅人氏が予想!2024年の注目ポイント・バカラ村氏が予想!2024年のドル円&注目ポイント次回予告外為どっとコムは…
目次 0:00 日銀会合振り返り 2:53 足元のドル円動向 3:28 メキシコペソ円の動向 3:59 年末までの相場動向 4:30 【PR】口座開設特別キャンペーン
今週は何といっても19日の日銀の金融政策会合に注目です。植田日銀総裁は年末から来年にかけてチャレンジングになると意味深な発言をしていて、今回の会合で何か政策変更があるのではないかと皆が注目しています。1つ目の可能性は、今回イールドカーブコント…
目次 0:00 FOMCふり返り 1:35 米利下げ&ドル円下落の可能性 2:39 ECBも利下げの可能性 ドル円に下落圧力 3:10 メキシコペソ円も下落の可能性 3:28 足元のトレード戦略 3:48 【PR】口座開設特別キャンペーン
先週は、植田日銀総裁が「年末年始はこれまで以上にチャレンジングになっていく」という発言で激しい円買いが起き、ドル円も一時141円台にまで下落しました。ただ、これは、その前の週からの円売りポジションの解消の動きの一環と考えたほうがいいと思います…
目次 0:00 相場ふり返り 1:07 相場がフラフラとしている背景 2:12 米雇用統計の注目点 2:50 ドル円見通し 2:50 メキシコペソ円見通し 3:46 足元のトレード戦略 4:45 【PR】口座開設特別キャンペーン
この1週間はポジション調整相場になっています。アメリカの利下げ観測でロングポジションが溜まっていたドル円が下落し、ECBの利下げ観測でユーロドル、ユーロ円が下落するという流れです。12月は1年のポジションの調整が起きることがよくありますが、突然の…
銀行ディーラー時代の輝かしい実績を持つ「マット今井」こと今井雅人氏による恒例の経済・為替相場の解説セミナーです。各通貨の具体的な展開を今井節で明快に解説します。
目次 0:00 相場ふり返り 0:52 FOMCメンバーの利下げについての言及とドル円動向 3:51 パウエルFRB議長発言に注目 4:53 足元のトレード戦略 4:32 【PR】口座開設特別キャンペーン
※ライブ配信は終了しました 銀行ディーラー時代の輝かしい実績を持つ「マット今井」こと今井雅人氏による恒例の経済・為替相場の解説セミナーです。各通貨の具体的な展開を今井節で明快に解説します。 19時からセミナーページで受講ができます。 【YouTubeで…
ドル円は一時147円台になる局面もありましたが、予想通り、下がったところでは、日本の実需の買いや、ショートにしていた個人投資家の買い戻しがあったようです。その後ドル円の上昇とともに、クロス円も上昇しています。特に目立つのがメキシコペソ円で、8.…